もっこり下ネタギャグで有名な徳弘正也さんですが、壮大なSF作品なども描いており幅の広い漫画家さんです。数々の名作があるので、ご紹介。
①シェイプアップ乱
寿乱子はボディービルで鍛えた抜群のスタイルとスーパーパワーを持った女子高生。そんな乱子の家に、岡山から東京の予備校に通うためにやってきた親戚の宗一郎が下宿する事になる。
エロ、下ネタ満載。絵の汚い漫画だなという印象はありましたがギャグは新鮮だった。今読むとデビュー時から完成度の高い漫画描いていたのですね。
②新ジャングルの王者 ターちゃん♡
アニメ化もされた代表作品
ターちゃんと仲間達が密猟者やハンターから、ジャングルの動物たちを守るというコメディでしたが、後に、新ターちゃんとして、格闘大会に出るなどアクションも取り入れた漫画に発展しています。
③狂四郎2030年
少年誌から青年誌に移籍後の作品。青年誌でセックスシーン、残酷シーンも解禁。陰鬱な近未来世界を舞台にしたSF作品
本作、ストーリーがぐだくだ、過剰なエログロで評価が割れる作品ですが、僕は、この作品を読んで徳弘正也さんが天才だと思った。少年誌で出来なかった世界観、ストーリー、本当に凄い。こんな作品は稀。
④バンパイアシリーズ
昭和不老不死伝説 バンパイア
近未来不老不死伝説 バンパイア
不老不死のバンパイア マリアと、彼女を守る超能力者 本田昇平。様々な理由でマリアを狙う人間たちとの闘いを描く。本作もSF作品、狂四郎2030年より物語がスッキリ。読みやすい。お薦め作品。
⑤ふぐマン
女性と話ができない38才の工学博士が、「スパイダーマン」ではなく、ふぐの能力を持つ「ふぐマン」になってしまう。ギャグ漫画。
シリアスなSF作品の後の原点回帰。人情物のギャグ漫画。連載途中で打切りになっている。キャラいいのにな。深夜ドラマかなんかで映像化したら受けそう。
以上、5作品でした。