永遠の０ ／ 百田尚樹
物語
終戦から60年目の夏、健太郎は、終戦間際に特攻で戦死した祖父の生涯を調べていたが、元戦友から聞く祖父の話は、それぞれに全く異なっていた‥
元戦友の証言を集めながら、祖父の生涯を明らかにしていくミステリー仕立ての展開。太平洋戦争の最中、生きることを願った飛行兵の感動的な物語。
映画が公開されたとき、一部メディアが「戦争を美化している」みたいな書き方をしていたが、主人公の宮部久蔵は命を粗末にしない人物として描かれているし、本を読めば、著者が寧ろ人命を軽視し無謀な作戦を立てていた旧日本軍の思想を批判していることがわかる。
映画 永遠の０
コミック 永遠の０
