アメリカ開拓時代のインガルス家を描いた作品。人気作品だったのでご覧になった方も多いと思います。
頼もしいお父さん チャールズ、優しく美しいお母さん キャロライン、しっかり者のお姉さん メアリー、活発でお転婆な主人公 次女ローラ、まだ幼い三女キャリー。
牧歌的な世界で、貧しいながら家族愛に満ちた生活を送るインガルス家のお話。
子供の頃、毎週楽しみに見ていました。笑いあり、感動ありで好きでしたがシリーズの途中でお姉さんのメアリーが失明してしまいショックを受けました。このドラマはインガルス家の実話を元に作られた小説で姉の失明は事実なのですが、子供だった自分には理解できない展開で、このエピソードの後はだいぶ興味がなくなってしました。
ドラマ後半は、三姉妹も大人になって、職業を持ったり結婚したりで悩み多い大人のドラマで退屈な感じがしました。
さて、シリーズ最終回ですが、
ローラが住んでいたウォールナットグローブが地上げ屋に乗っとられることになり、これに反発したローラら町民が、地上げ屋に渡さないため、所有権の残る建物を次々と爆破するという衝撃的な終わり方をします。
ここからは今になって知ったことですが、
監督、脚本、主演など務めた、父チャールズ役のマイケル・ランドンが膵臓がんを告知され、自分の死後に、他人が「大草原の小さな家」を制作することを嫌がり、町のセットを爆破することにしたそうです。
長いシリーズで思い入れが強かったのでしょうね。