「この橋渡るべからず」とか「屏風の虎を捕らえる」話とかが有名ですが、僕の記憶に残っているのは一休さんが寺から閉め出されるエピソードです。
一休さんは得意のとんちを使いますが和尚は開門してくれません。とんちが尽き、最後に泣き伏して門を開けて下さいとお願いすると、和尚が門を開けます。和尚はとんちで解決しようとする一休を戒め素直な心こそが悟りの道であると教えます。
一休さんの他の回はほとんど忘れていますが、この回はインパクトがあり記憶に残りました。内容も、子供向けアニメでありながら哲学的です。こういうのを「神回」というのかもしれません。
調べたら、第28話「つらい修行と鬼の和尚」という話でした。見たら和尚のしごきが厳しすぎ。