七人の侍 1954年
物語
盗賊と化した野武士から村を守るために、農民が七人の侍を雇い、七人が野武士らと戦う。
ジョージ・ルーカスが黒澤に影響を受けたことは有名な話ですが、黒澤監督ってそんなに凄いのかという話。
ちょうど一年くらい前でしたが、TOHO系「午前十時の映画祭」という企画上映があり、4Kデジタルリマスター版の「七人の侍」が上映されたました。スクリーンで黒澤映画を見れるチャンスは見逃せないと思い劇場に行きました。 「七人の侍」はテレビで見た事もありますが、通しで見るのは初めてです。
映画は白黒で、しかも3時間を超える長編(上映の途中で休憩時間が入る)ですが、作品世界に引き込まれ飽きずに見られます。特に後半の戦いのシーンは息をのむ展開。主演の志村喬や三船敏郎、その他の俳優の演技も実に活き活きとしていた。
映画は難しいところ無し、スター・ウォーズ同様、娯楽作品。アクション有りお色気有り。
本当に面白い作品でした。
おしまい‥、では無い。
これが1954年に制作された映画か!と思うと本当に驚き。映像が凄すぎ。黒澤監督は10年先を行っている。世界中の映画監督に与えた衝撃が何となくわかった気がした。
おしまい。