インターステラー 2014年
物語
急激な環境の悪化から生態系が破壊され、次々と植物が死滅していき人類存亡の危機になる。遡ること48年前、土星の軌道のあたりに重力異常が起こってワームホールが出現していた。NASAは環境破壊の進んだ地球に見切りをつけて、ワームホールを利用した恒星間航行により、人類の移住先となる惑星を見つけるラザロ計画を進めていた。何者かに導かれるように、このラザロ計画に参加することになった主人公tは他の宇宙船クルーと遥か宇宙の彼方の惑星の捜索に旅立つ。
映画館で観た。壮大なスケールの映画で映像も素晴らしかった。
しかし、設定に疑問が残る。そもそも加速度的な環境破壊は何だったのだろう。環境破壊を食い止める手段はないのか、食料を奪い合い戦争など起きないのだろうか。酷い話だが、わざわざ他の惑星に移住しなくても、人類の90％が餓死すれば、残りの10％は地球で生き残れるような気がする。
作品のテーマも分かりにくかった。
環境破壊とか社会問題を出し、人類滅亡モノのような世界観を漂わせつつ、ブラックホールとか５次元世界とかハードなＳＦ世界を展開し、実はミステリー、さらに冒険もあり、そして家族愛を描いたヒューマンドラマみたいな感じ‥
詰め込みすぎなんだよね。
これだけのコンテンツを３時間によく詰め込んだと賞賛するべきかもしれないけど。
大傑作という人も多いのだけど
なんか迷作・・・。
