物語
宮廷楽師として社会的な地位がある音楽家サリエリが、若き音楽家モーツァルトの天才を理解し自らの凡庸さを認識する苦悩を描く。モーツァルトの不可解な死にまつわる物語。
日本で公開されたのは1985年だった。3時間の映画だが見応え十分、ラストまで惹きつける。
モーツァルトは天才だたが、品行が悪く浪費癖があったらしい。35才という若さで病死するが、死後にモーツァルトに嫉妬したサリエリが毒殺したのではないかという噂が実際にたったそうです。
凡庸なる人間の苦悩、男の嫉妬を描いた作品で、これを超える作品はないと思います。サリエリには同情すらしてしまいます。
モーツァルトはクラッシックではなく、当時のコンテンポラリー。彼の生き方はロックンロールですね。
クラッシックについての考え方を変えてくれた映画でした。