恋愛小説家 1997年
物語
偏屈なロマンス小説作家と、彼の行きつけのレストランで働くウェイトレスとの恋愛を描いたコメディタッチの物語。
映画の原題「As Good As It Gets」は英語の慣用句。「その状況で得られる最善」という意味でネガティヴにもポジティブにも使われる言葉だそうです。超訳ですが「恋愛は、あなた次第」みたいな感じでしょうか。
いい映画でした。シナリオもよく練れていて、笑えて、心温まる作品でした。この作品で、ジャック・ニコルソンとヘレン・ハートの両名がアカデミー賞の主演男優賞、主演女優賞をW受賞しています。
映画の始まりでは、偏屈な男性と魅力のないウェイトレスの女性が、映画の終わりには誠実でダンディな男性と美しく素敵な女性に見えます。俳優さんの実力って凄いな、と感心しました。
「恋愛小説家」は、2006年に放送された阿部寛主演のテレビドラマ「結婚できない男」の元ネタになった作品といわれております。
このドラマも阿部寛や夏川結衣がいい味出していて良かったですよ。
今年1本目の映画鑑賞