金魚のうたた寝

映画、漫画、小説などの話

E.T.

E.T.    The Extra-Terrestrial    1982年

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E.T.は80年代の最大のヒット作だが、この作品が公開された頃、僕は、この映画に全く興味がなかったし、世の中が盛り上がる理由すらわからなかった。(たぶん中2病)

今いま観ると、凄く、スピルバーグらしくて、いい映画だ。

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まず、ストーリはシンプル
「激突」も「ジョーズ」も「未知との遭遇」も筋書きはシンプルなんです。スピルバーグは物語自体の面白さより、演出とか登場人物の描写で映画を盛り上げるスタイル。

E.T.」は子供向けの映画なので更にシンプルで、小さな子供も楽しめる内容だ。大人は子供の絵本を読むようで童心に返ることができる。

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一見気持ち悪いが可愛らしい宇宙人。子供の頃に落書きした宇宙生物みたいな造形。子供の感性を失わないスピルバーグだからこそ産み出せたキャラクターですね。

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主役は子供。子供の視線で撮影するためにカメラの位置を下げたり、自然な演技をさせるためストーリー通りの順番で撮影したそうです。

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子供たちの驚く顔を撮影するため、撮影前は子供達にもE.T.を見せなかったそうです。

 

名シーンはやっぱり、これ。

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この映画はこのシーンを観るためにあると言ってもいい・・・
映画って数年すると、細かいところは忘れてしまう。名作の条件はいつまでも記憶に残るシーンや音楽があることだと思う。

このシーンではジョン・ウィリアムズの音楽が効果的でした。


空を飛ぶって、わかりやすいファンタジー。
好きだな・・

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