人生の特等席 2012年
ロバート・ロレンツ監督
物語
メジャーリーグのスカウトマンである父ガス・ロベルと弁護士としてキャリアを積む娘ミッキー。疎遠になっていた父娘が再び絆を取り戻すまでを描いた人生ドラマ。
この作品でもクリント・イーストウッドは頑固者を演じていますが、意固地な年寄りという感じです。プロ野球のスカウトマンなんだけど、若いスカウトマンがコンピュータを駆使して選手のデータを分析するのに対して、昔ながらの自分の目で選手のプレーを見ることにこだわっていて、球団から契約を打ち切られそうになっています。
加齢のためか視力に障害が出ているが、病院にもいかない。一人娘が心配して父に同行することになります。
事情があり疎遠だった娘と、父の関係の再生がテーマ。心温まる映画。クリント・イーストウッド主演の映画では、わりとライトな感じで観やすかった。
最近のベースボールに対するアメリカ人の思いも、ちょっと入っていたかな。