三国志が好きですが、最近の世界は三国志のような感じで恐いですね。
では戯言。
現代・三国志の紹介です。
魏国 アメリカ
三国の中で、一番国力がある。
曹操 トランプ
治世の能臣(不動産王)、乱世の奸雄(大統領)として知られる。後漢の皇帝、献帝(民主主義)を庇護するが、実際は自らの権力のために利用しているだけ。献帝の運命は風前の灯だ。狡猾な男である。
魏は、呉や蜀を平定するが、曹操の天下は長く続かかない。司馬懿(次の大統領)に国を取られます。
呉国 ロシア
歴史ある王朝、広大な国土を有しているが人口は少なく、国力は魏国(アメリカ)に劣る。
巧みな人身掌握術で、分裂しそうだった呉(旧ソ連邦)をまとめる。孫武(KGB)の血筋を誇り、プライドがやたら高い。
晩年は老害化し暴政をしき、国力を衰退させます。
蜀国 中華人民共和国
三国の中で一番国力が弱い国だったが、辺境の地で密かに国力を蓄える。有能な宰相や文官(共産党)、武官(人民解放軍)を率いて、三国最強の魏国(アメリカ)と対等に戦いを繰り広げる。
漢王朝の末裔で中華帝国の再建を目指す。若い時は農村で過酷な青春時代を過ごすが、黄巾の乱(文化大革命)の後、頭角を表すようになる。
汚職には厳しく、賄賂を要求する官吏を激しく鞭打って馬つなぎの杭に縛りあげるようなこともしている。
おまけ
今で言えば核ミサイルでしょうか。方天画戟や赤兎馬という強力な武器を持った三国志最強の将軍です。丁原や董卓など、身内のような人物でも殺害する残酷な人物としても知られています。三国志では、劉備は放浪していた呂布を受け入れますが、呂布は助けた劉備も裏切ります。最後は曹操に捕まって殺されてしまいます。
邪馬台国の卑弥呼は三国志演義には出てきませんが、当時、邪馬台国は魏国に朝貢していました。魏国から親魏倭王の印綬を賜っています。
魏志倭人伝には、卑弥呼は「鬼道によって人々を惑わした」と書かれており、怪しげな政策で国民の人心を掴んでいたようです。
おしまい