シザーハンズ 1990年
ティム・バートン監督
物語
純真無垢な心を持つ人造人間と少女の交流を描いたファンタジー映画
「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」が良かったので、ティム・バートン監督の「シザーハンズ」を観る。
見た目は不気味だが、純粋無垢な心を持つ人造人間って、超難しいキャラを演じたジョニー・ディプの演技力は見事だ。
色彩や美術、カメラワークなど、細部までこだわった綺麗なファンタジー映画で、ティム・バートン監督の鬼才ぶりが発揮されている。
この映画のテーマは、ずばり愛。エドワードは、マイノリティとか異能者を象徴しているのだろう。でも、この分かりやすさが、僕には、逆に分かりにくい。単純化され過ぎて心をスルーしてしまうような感じがした。思春期に見たら、感動したかもしれないな…
※今年122本目の映画観賞