金魚のうたた寝

映画、漫画、小説などの話

てなもんや三度笠

てなもんや三度笠          1963年

物語

清水の次郎長を叩ッ斬って日本一の男になろう!そんな夢を抱いて、猫も杓子も清水港を目指す連中で東海道は一大ラッシュ。

からっきし喧嘩に弱いあんかけの時次郎と相棒のインチキ説法が十八番の小坊主・珍念。こんな二人がヤクザの喧嘩場に飛び込んで、二股かけて金儲けを企んでバレたり、殺し屋どもからだまし取ったカネを持ってドロンしたりの珍道中。

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 1962年から1968年までテレビで放送していた伝説の人気番組ですが観るのは初めてです。

藤田まこと白木みのるのコンビがいい。出てくる役者がギャグを競うようで、大阪喜劇の当時の勢いを感じさせる。

ドタバタ喜劇に昭和っぼさを感じますが、最近こういう番組はないので逆に新鮮な感じもします。テレビ放送は映像がほとんど残っていないので、映画作品として観賞できるのは幸運。

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※今年153目の映画観賞。