グッドモーニング・ベトナム 1987年
バリー・レヴィンソン監督
物語
1965年、ベトナム戦争下のサイゴンに、兵士の士気高揚のためアメリカ本国から米軍放送のDJクロンナウアー一等兵(ロビン・ウィリアムズ)が呼び寄せられた。型破りな彼の放送に軍のお偉方たちは仰天するも、兵士たちの評判はすこぶる良好で……
戦争映画だが、前線の兵士でははなく、米軍放送のDJを描いた作品。ロビン・ウィリアムズの話芸なしでは成り立たない映画。
兵士との交流は心温まる名シーンだ。
クロンナウアーはアメリカの善意を象徴した人物だが、米軍の南ベトナム「支援」が、アメリカの一方的な善意の押し付けでしかない事を知ることになる。
それでも、ラストでベトナム人とソフトボールを楽しむシーンは未来への希望を感じさせる。いい映画でした。
映画のモデルになったエイドリアン クロンナウアさんは今年 7月21日に亡くなった。アメリカ軍がベトナムから撤退して45年も経つのてすね。
※今年158目の映画観賞