慕情 1955年
Love is a many splendored thing （原題）
ヘンリー・キング監督
物語
1949年、イギリス統治下の香港。女医ハン・スーインは、アメリカ特派員マーク・エリオットと出会う。マークにはシンガポールに別居中の妻子がいたが、二人は恋に落ち、徐々に愛を深めていく。
ベルギー人と中国人の血を引くハン・スーインの自伝をもとに映画化された。サミー・フェイン作曲による主題歌は映画音楽史上の名作と言われる。
男と女が出会い恋に落ちるが運命に翻弄され悲恋に終わる。すごくシンプルなストーリーだけど、丁寧な描写で物語に引き込まれます。美しい音楽とエキゾチックな雰囲気でロマンチックな映画でした。
オリエンタル美女とのデートみたいな男性視線で観ていましたが、ハン・スーインさんの自伝なので女性視点の映画だと思います。リアルに考えたらマークってただの女たらしのような気もするんですけどね…。
※今年225本目の映画鑑賞。
