金魚のうたた寝

映画、漫画、小説などの話

ダーティーハリー

ダーティハリー       1971年
ドン・シーゲル監督
物語
サンフランシスコのとある屋上プールで泳ぐ女性が何者かに狙撃される事件が発生した。捜査にあたるのは、「ダーティハリー」の異名をもつハリー・キャラハン刑事。やがて「スコーピオン」と名乗る犯人から「十万ドルを渡さなければ市民を殺し続ける」という脅迫状が届き、予告どおり、次々に無差別殺人が繰り返される・・・

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昔テレビで見たと思うけど、思い出せるのはクリント・イーストウッドとマグナム44だけ…。(まっ、そんなもんでしょ。)

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犯人は無差別殺人のスコーピオン。一度捕まえるがハリーが令状無しの捜査をしたため、違法収集の証拠が無効とされ裁判にもかけられず釈放されてしまう。で、釈放された後、懲りずにバスジャックをして子供を人質にするような(逝ってよしの)クズ野郎でした。

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決めセリフがシビれるね。

お前さんが何を考えているか分かっているぜ、「俺が6発撃ったか、まだ5発だったかだろ。」実を言うと俺も夢中になって覚えちゃいないんだ。でもコイツはマグナム44っていって世界一強力な拳銃だ。お前さんの頭を吹っ飛ばすぜ。「ツイているかどうか」自分に尋ねてみるんだな。どうだ、試してみな、チンピラ野郎!

(原文)

 “I know what you’re thinking: 'Did he fire six shots, or only five?' Well, to tell you the truth, in all this excitement, I’ve kinda lost track myself. But being this is a .44 Magnum, the most powerful handgun in the world, and would blow your head clean off, you’ve got to ask yourself one question: 'Do I feel lucky?' Well, do ya, punk? 

 

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派手なアクションは少なく地味な展開が多いのですが、ダーティーハリーのキャラクターが、が強烈な印象を残します。ハリーはスコーピオンとの対決の後、ハリーは警察バッチを捨てます。警察官としてのケジメをつける渋い終わり方でした。(でもシリーズ化する…)

※今年232本目の映画鑑賞。