がんばれ!ベアーズ 1976年
マイケル・リッチー監督
物語
アメリカ西海岸の町にある、問題児ばかりを抱えた弱小少年野球チーム「ベアーズ」。そんなベアーズを、かつてマイナーリーグで活躍していたプールの清掃人・バターメイカーがひょんな事情から率いることになり、彼とチームメイトたちが奮戦しながら勝ち抜いていく姿を描いたコメディ作品。
子供の頃に大ヒットしていてテレビで見ています。懐かしいタイトルです。
ペーパー・ムーンのテータム・オニールがアマンダ役で出演しています。アマンダは、モリスが以前つきあっていた恋人の娘で、子供の頃からモリスにピッチングを仕込まれています。ベアーズのチーム強化のためにスカウトします。
モリスは野球の試合を荒らしにくる不良少年ケリー・リークをスカウトします。タバコを吸いバイクを乗り回してる不良ですが、実は野球が好きで仲間になりたかったみたいです。
アマンダやケリーの活躍でリーグ決勝戦まで進むベアーズですが、ケリーに外野に来た球を全部取らせたり、打てない選手に球に当たりにいくよう指示したりと勝負にこだわる、監督の姿勢に不協和音も出始めます。
決勝戦で、対戦するヤンキースのターナー・コーチが自分の息子で投手をしているジョイが命令を聞かなかったために、殴るという事件をきっかけに、モリスは勝負にこだわることを止めます。最終回になり監督はベンチに残っていたオギルビーやルーパスも出場させます。
何十年ぶりかに観ました。子供の頃はダメチームが強くなって強いチームを打ち負かす痛快さが面白く感じましたが、年齢とって見ると、野球を通して子供らが成長する姿が微笑ましく感じますね。ルーパスがボールをキャッチしたシーンは最高。
※今年22本目の映画鑑賞