最後の人 1924年
F・W・ムルナウ監督
物語
ホテルでポーターとして働く老人。彼は金モールの制服と自らの仕事に誇りを持っていた。ある日、ふいに疲れを見せた老人の姿を、ホテルのマネージャーが目撃していて…
↑IVCのビデオで観たのですが、この画像の質は酷すぎ。You Tubeに綺麗な画像がありますので、そちらで鑑賞した方がいいです。
Der letzte Mann (1924)
ホテルのドアマンが高齢を理由にトイレ掃除の仕事に変えられて、制服と誇りを奪われて、惨めに息絶えるという壮絶な話でした。
救いようのないストーリーに衝撃を受けるまる子。
余りに哀れなエンディングのため、別のエピローグを追加しましたとさ。
男に巨額な遺産が舞い込み、金持ちとしてホテル来てマネージャーを見返しました。めでたし、めでたし。
今までの話を台無しにする追加エンディングに呆然とするまる子。
茶化しましたが、映像技術とか役者の演技とかは見るものがあります。サイレント映画の金字塔だそうです。理解を超えた衝撃のある作品でした。
※今年70本目の映画鑑賞