明日に向かって撃て! 1969年
物語
1890年代のアメリカ西部。銀行強盗のブッチとサンダンスは、南米ボリビアで一旗上げる夢をもっていた。列車強盗に成功した彼らは、サンダンスの恋人エッタとともにボリビアへ向かうが…
実在したアウトローのブッチとサンダンスをモデルにした映画。1969年度アカデミー賞4部門受賞(脚本賞/撮影賞/作曲賞/歌曲賞)
主役のブッチにはポール・ニューマン、サンダンスにはロバート・レッドフォード。そして女教師エッタにキャサリン・ロスが扮した。
「俺たちに明日はない」と「明日に向かって撃て」、タイトルが似ていて混同します。どちらもアウトローを主人公にしたアメリカン・ニューシネマで邦題も似たものになったのでしょうかね。
バート・バカラック作曲の「雨にぬれても」をバックに、ブッチとサンダンスの恋人であるエッタが自転車に乗って遊ぶ。軽快な音楽とロマンチックなシーン。おじさんの西部劇ではなくて若者の映画であることが伝わる。
逃亡劇やラストシーンなど筋書きもいいですが、二人の相棒関係が一番面白い。アメリカン・ニューシネマとしてもバディムービーとしても最高ですね。
※今年76本目の映画鑑賞。