麗しのサブリナ 1954年
物語
大富豪ララビー家に仕える運転手の娘サブリナが、富豪の次男に恋をする。父親や使用人仲間は不毛な恋を忘れさせるため、サブリナをパリへ送り出す。2年後、サブリナは洗練された淑女となって帰国。その変貌ぶりに、次男やその兄は使用人の娘であることに気がつかず…
「ローマの休日」の鮮烈なデビューに続く、作品。オードリー・ヘプバーンにとって２本目の作品。この作品の成功によりオードリーはスター女優としての地位を確立した。
運転手の娘サブリナのシンデレラ・ストーリー。オードリーも初々しくて可愛らしい。
相手役にウィリアム・ホールデン、ハンフリー・ボガード というオスカー俳優、監督は名匠ビリー・ワイルダー。鉄板。
ハンフリー・ボガード、渋い！
当初、ライナス役にはケーリー・グラントが予定されていたが、彼が出演を断ったためハンフリー・ボガートが起用されたらしいが、哀愁漂うボガードで正解。
お洒落なロマンチックなコメディ。楽しかった。でも、エリザベスとの結婚を10日後に控えていたプレイボーイのデイヴィッドを陥落し、堅物のライナスに長年心血を注いだ事業経営を放り投げさせてしまう…。よく考えたら凄いね。
※今年80本目の映画鑑賞
