名犬ラッシー 2006年
チャールズ・スターリッジ監督
物語
では、英国ヨークシャーに住む幼い少年が、類い希な美しさと気高さを持ったラフ・コリーを所有していたが、少年の一家が経済的な困窮に直面し、やむを得ずにラッシーを金持ちの貴族に売却した。少年と犬は別離を悲しみ、わけても新しい所有者がラッシーを何百マイルも先の自分の領地があるスコットランドへ連れていったため、悲しみはさらに募った。しかし、ラッシーはコリーの持つ本能と勇気で逃げだし、小説はラッシーが故郷へと、彼女の愛する少年のいる土地へと、家路を辿る苦難の旅を描いている。
エリック・ナイト原作の短編小説「名犬ラッシー 家路」を原作とした映画。1943年に映画が製作され、以降、映画やテレビドラマなどが多数製作された。本作は2005年に公開されたもので原作に忠実なストーリーです。
ジョン役のジョナサン・メイソン、シーラ役のヘスター・オジャース。子役が可愛い。
ラッシーはジョンのいる我が家へ帰るため、スコットランドから故郷ヨークシャーまで800キロの道のりを歩きます。
子供のころからお馴染みの名作タイトルですが、ちゃんと観るのは初めてです。今さらながら、少年とラッシーの絆に感動しました。
この映画は映像が綺麗です。ヨークシャーの街並みやスコットランドの牧歌的な風景などが美しく描かれています。1930年代の雰囲気も良く出ていて物語の世界に引き込まれます。
この映画を観て1943年版のラッシーも観たくなりました。こちらはそのうち。
※今年87本目の映画鑑賞。
