風と共に去りぬ 1939年
物語
南北戦争勃発寸前のアメリカ。南部の大富豪の娘にして、絶世の美女スカーレット・オハラは、名家の御曹司アシュレーに思いを寄せていた。しかし、彼が別の女性と結婚するといううわさを聞いてしまい、嫉妬からとんでもない行動を取ってしまう。
1940年のアカデミー賞で作品賞、監督賞、主演女優、脚色賞ほか特別賞を含め10部門を受賞した名作。
「午前十時の映画祭」で鑑賞しました。「風と共に去りぬ」は4時間近い大作、ビデオだと途中で邪魔が入ったり気が散ったりしますが、劇場での鑑賞だったので映画に集中できました。
「午前十時の映画祭」の企画は、今年で終わってしまうそうです。残念です、是非、続けて欲しい。
美しく気性が激しいスカーレット・オハラ。彼女が愛し続けるのはアシュレーはメラニーという別の女性と結婚してしまう。そんなスカーレットを見初めて追い続けるレット・バトラー。
腹いせにメアリーの兄と結婚、さらに農場の税金を払うため妹の許嫁を横取りしたりと、スカーレット・オハラの強烈な生き方に圧倒されます。アイルランド系移民の父から受け継いだ独立心とアメリカ南部で育まれた強かさが印象的でした。
登場するキャラクターが鮮烈、ストーリーは波乱万丈、そして大ロマンス。あまりに有名な映画で今更ですが、凄く面白かった。劇場で観れて良かった。
※今年103本目の映画鑑賞。