JUNO ジュノ 2007年
ジェイソン・ライトマン監督
物語
16歳の女子高生のジュノは、同級生のポーリーと関係を持ち、予定外の妊娠をしてしまう。一度は中絶も考えるが出産を決意、生まれた赤ちゃんを養子として育ててくれる夫婦を探し、ついに理想のカップル、マークとヴァネッサを見つけるのだが・・・。10代で妊娠したジュノの9ヶ月間の成長を描いたハートフル・コメディ
全米ではわずか7館からのスタートが2500館以上に拡大公開! クチコミで作品のオモシロさが伝わっての快挙!!第80回アカデミー賞では作品賞を含む4部門にノミネートされ、脚本賞を受賞した。
10代の妊娠という重たいネタを、ポップに描いたコメディ。深刻ぶるのはクールでないと思っているのだろう。ジュノは揺れる心境を隠して軽いノリで振る舞う。
ジュノを演じたエレン・ペイジのフレッシュな演技が光る。
この映画は、妊娠や里親カップルの事件を通して、ジュノは愛について学び成長する。そんな物語でした。
ティーンエイジャー向けの映画にありがちな軽薄なドタバタで終わらない、大人が見ても面白いコメディでした。
※今年110本目の映画鑑賞。