未来のミライ 2018年
細田守監督
物語
小さい木が立つ庭のある家に住む、4歳で甘えん坊のくんちゃんは、生まれたばかりの妹に対する両親の様子に困惑していた。ある日、くんちゃんはセーラー服姿の女の子と出会う。彼女は、未来からやってきた自分の妹で……
劇場公開時は酷評されていましたが、アカデミー賞にノミネートされて少し評価が上がったかも。昨日、金曜ロードショーで放送していたので観てみました。
意外に面白いんです。赤ん坊に両親の愛情を奪われて、グズるくんちゃんが可愛いらしい。若い夫婦の会話なんかもリアリティあるし、イイじゃない。
未来のミライちゃん登場!さあ、いよいよ物語が始まるのか、と思いきや…
少女時代のお母さんと遊ぶ話とか、
ひいおじいさんの話しなど、家族のエピソードが次々と。あれっ、ミライちゃんはどうした?
くんちゃんが家出して未来の東京駅で迷子になる話、CGの硬質な絵柄は怖いな…
最後はミライちゃんがまとめます。
酷評されていたほど悪くない。くんちゃんの描写にアニメーターとしての細田守監督の才能を感じた。ただストーリーな方はイマイチ。エピソードが多くて浅い。エピソードを絞ったら面白かったかも。
※今年154本目の映画鑑賞。