西の魔女が死んだ 2008年
長崎俊一監督
物語
中学に進んでまもない夏の初めに、学校へ行けなくなったまいは、森で暮らす“西の魔女”のもとで過ごすことに。西の魔女とはまいのママのママ、英国人の祖母のこと。大好きなおばあちゃんから「早寝早起き、食事をしっかりとって、よく運動し、規則正しい生活をすること」の大切さを教わる。そして何より一番大事なのは「何でも自分で決めること」だった。まいは戸惑いながらも、料理、掃除、洗濯、庭づくり・・・と、毎日励んでいく。実はその生活は、“魔女修行”の始まりだった。大自然の中で暮らす日々の中で、まいは“楽しく生きる力”を取り戻していく…。
原作は梨木香歩の小説。日本児童文学者協会新人賞、新美南吉児童文学賞、第44回小学館文学賞受賞した。
主人公のまいちゃんは学校に馴染めず登校拒否になってしまい、森に住んでいる おばあちゃんとの生活を通して再生、人生について学ぶという内容です。
ロケ地は清里。美しい森で癒されます。疲れたとき、こんな素敵なエスケープ場所があったらいいな。
おばあちゃん役のサチ・パーカーさんは、なんと「アパートの鍵貸します」のシャーリー・マクレーンさんの娘なんですね。演技以上に本人の優しい人柄が役に出ていたように思います。
淡々として眠くなるような…癒しの映画かな。
もう少し活気や笑いの要素があったら良かったな。
※今年181本目の映画観賞。