ハッピー フライト 2008年
矢口史靖監督
物語
副操縦士の鈴木は、機長昇格の最終訓練である乗客を乗せて飛ぶ実地試験でホノルルに向けて飛び立つことになる。彼は試験教官として同乗する威圧感たっぷりの機長の原田を前に緊張感を募らせていた。そんな中、キャビンアテンダントの斎藤は夢にまで見た国際線フライトに臨み、緊張感がピークに達していた。
「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」の矢口史靖監督が、2008年に製作した航空会社を舞台にしたコメディー映画。
航空機に係わる多くのスタッフを並行的に描いたドラマだが、機長昇格を目指す副操縦士の鈴木(田辺誠一)、国際線デビューとなる新人CAの斎藤(綾瀬はるか)らの活躍と成長がメインとなる。
新人CAが巻き起こす珍騒動の連発は”おちゃらけ”過ぎかな。綾瀬はるかは好演しているが上滑りな印象。
シリアスなシーンはよかった。飛行機で安全、快適に旅行できるのは、空港で働く管制官やスタッフ、整備士、飛行機に搭乗するパイロット、CA、さまざまのスタッフの努力の賜物だよね。
パラレルなドラマ構成がユニーク。気楽に楽しめる映画になっている。矢口さんは上手いね。
※今年223本目の映画鑑賞。