サウンド・オブ・ミュージック 1965年
ロバート・ワイズ監督
物語
1938年のオーストリア、院長の命により厳格なトラップ家へ家庭教師としてやって来た修道女マリア。彼女の温かい人柄と音楽を用いた教育法で、七人の子供たちはマリアの事が好きになるが、父親であるトラップ大佐とマリアの衝突は絶え間なかった。だが、次第に大佐に惹かれている事に気づき悩むマリア。やがて大佐の再婚話が持ち上がり彼女は傷心のまま修道院に戻るのだが……
第38回アカデミー賞で作品賞、監督賞、編集賞、編曲賞、録音賞の5部門を獲得した。「ドレミの歌」「私のお気に入り」「エーデルワイス」など数々の名曲が有名なミュージカルの傑作。
「午前十時の映画祭」で上映中。劇場で鑑賞してきました。
作品は実在したマリア・フォン・トラップさんの自伝をベースに作られたそうです。(下の写真が本人)
マリア役を演じたジュリー・アンドリュースは美声の持ち主で、4オクターブも音域があったそうです。女優としても、本作を含めてアカデミー賞に三回もノミネートされ、メリーポピンズで主演女優賞を獲得しています。
マリアと子どもたちの交流や、トラップ大佐とマリアのロマンス、スリリングなナチスからの逃亡劇。見所の多い映画です。
ザルツブルク市街やミラベル庭園。ザルツブルクはモーツァルトが育った町。映画でも市民音楽祭のシーンがありますが、音楽が生活に根付いていますね。
本当に素晴らしい映画でした。これはスクリーンで見れて良かったな。(興味のある方はお見逃しなく。)
※今年266本目の映画鑑賞。