金魚のうたた寝

映画、漫画、小説などの話

小説・漫画

覇-LORD-

覇-LORD- 原作 武論尊 / 作画池上遼一 物語 舞台は中国後漢末期から三国時代。 西暦184年、卑弥呼の倭統一に貢献した奴国の勇将・燎宇(りょう う)は後漢の“覇”を握ることを決意する。単身で後漢・幽州に渡り、そこで劉備、関羽、張飛の三兄弟に出会う。燎宇…

イナズマン

イナズマン 1973年 物語 超能力者の少年同盟のキャプテン・サラーにより、主人公・五郎はサナギマン、そしてイナズマンに2段変身する超能力に覚醒する。五郎は少年同盟と共に新人類帝国のミュータンロボットと戦うことを決意する。 二段階で変身するヒーロー…

変身忍者 嵐 と 快傑ライオン丸

変身忍者 嵐 と 快傑ライオン丸 同時期に放映されていたライバル番組だったらしいが、いずれも特撮ヒーローものとチャンバラや忍者のアクションをミックスした作品。 変身忍者 嵐 1971年 原作 石ノ森章太郎さん。仮面ライダーの時代劇版という企画。 物語 江…

超人バロム1

超人バロム1 1972年 正義の使者コプーのエージェントとして、魔人ドルゲと戦うヒーロー バロムワンを描く。 木戸猛(番長)と 白鳥健太郎(チビ)が腕をクロスさせて回り、友情のエネルギーでバロムワンに変身する。子供の頃、変身ごっこでやった記憶がある…

ピンポン

ピンポン 松本大洋 今まで読んでいなかったのが申し訳ないくらいの名作。 絵柄がアートっぽくて読みにくさもあるけど、躍動感のある構図、エモーショナルな瞬間の表情の捉え方などが上手い。 卓球漫画としてはスポーツものの王道ストーリーをなぞっているが…

東周英雄伝

東周英雄伝 鄭問 中国、春秋戦国時代を材に取った作品。 鄭問(チェンウェン)は台湾の漫画家。 1990年からモーニング誌上で「東周英雄伝」の連載を開始し、日本デビューを飾る。筆のみを用いた圧倒的な画力と熱意に溢れたストーリー展開が好評となり、1991…

キングダム

キングダム 原泰久 中国の春秋戦国時代を舞台に、 大将軍を目指す少年・信と後の始皇帝となる秦王・ 政の活躍を中心に、戦乱の世を描く。 累計発行部数3000万部の人気漫画・・・ 気になっていたけど未読だったキングダム。既刊49巻(連載12年分)を読んだ。…

ゴールデンライラック

ゴールデンライラック 萩尾望都 物語 ライラックの茂みの中で始まった、ヴィーとビリーの幼い恋。しかし幸福は不意に終りを告げ、第1次対戦の暗い渦が時代を覆う。失意の日々、見上げる空には希望のありかをさししめすかのように、いつも飛行機が高く飛んで…

小説 :アルケミスト -夢を旅した少年 

アルケミスト -夢を旅した少年 パウロ・コエーリョ 物語羊使いのサンチャゴは、彼を待つ宝が隠されているという夢を信じ、アフリカの砂漠を越えピラミッドを目指す。旅の中で、少年はさまざまな出会い、人生の知恵を学んでいく。 かもめのジョナサンに続いて…

小説 : かもめのジョナサン

かもめのジョナサン リチャード バック 物語 「飛ぶ歓び」「生きる歓び」を追い求め、自分の限界を突破しようとした、かもめのジョナサン。群れから追放された彼は、精神世界の重要さに気づき、見出した真実を仲間に伝える。しかし、ジョナサンが姿を消した…

小説 : 赤頭巾ちゃん気をつけて

赤頭巾ちゃん気をつけて 庄司薫 物語 学生運動の煽りを受け、東大入試が中止になるという災難に見舞われた日比谷高校三年の薫くん。そのうえ愛犬が死に、幼馴染の由美と絶交し、踏んだり蹴ったりの一日がスタートする。主人公の薫くんが社会に向けて自分のあ…

休憩 : 伝説のアニメーター 金田伊功

金田伊功(かなだ よしのり)さん 作品監督ではなく、1アニメータですが、抜群の作画センスから名前を知られるようになり、80年代には金田フォロワーと呼ぶべきアニメーターが数多く誕生しました。 風の谷のナウシカ、天空の城ラピュタ、となりのトトロ、紅…

小説 : 夏の祈りは

夏の祈りは 須賀しのぶ 文武両道の県立北園高校にとって、甲子園への道は遠かった。格下の相手に負けた主将香山が立ち尽くした昭和最後の夏。その十年後は、エース葛巻と豪腕宝迫を擁して戦った。女子マネの仕事ぶりが光った年もあった。そして今年、期待さ…

いなかっぺ大将

いなかっぺ大将 川崎のぼる 青森に住む風大左エ門は暴れん坊の熊をも素手で投げ飛ばす村一番の力持ち。柔道家で大柿道場を経営する。陣左エ門との約束で、大左エ門を青森から自分の道場に招く。柔道を通じて技と心を磨くように大左エ門を指導する。 大左エ門…

YAWARA!

YAWARA! 浦沢直樹 ファッショナブルでコミカルで、スポーツ漫画としても読み応えあります。谷亮子の活躍とかもあって、連載されていた1986年~1993年という時代に完全にシンクロした漫画です。 柔道界では小柄で強い選手を三四郎と呼ぶことがあります。古賀…

休憩 : 柔道讃歌と柔道一直線

どちらも梶原一騎さん原作の柔道漫画です。 アタックNo1と同じく東京オリンピックを契機にした漫画です。オリンピックでの外国人柔道家の活躍に対して、日本柔道の復活がテーマだったそうです。 柔道讃歌 アニメを見ていた。あまり記憶に残っていないが、主…

休憩 : よこたとくお

よこたとくお さんは赤塚不二夫らと共同生活しながら漫画を描いていた方。トキワ荘に住んだこともある漫画家一期生。 ほのぼのとしたギャグ漫画を発表していたが、赤塚不二夫のようなパンチはなく、やがて少年誌から学習漫画へ活躍の場を移していった。 子供…

小説 : 解錠師

解錠師 スティーブン・ハミルトン 物語 八歳の時にある出来事から言葉を失ってしまったマイク。だが彼には才能があった。絵を描くこと、そしてどんな錠も開くことが出来る才能だ。孤独な彼は錠前を友に成長する。やがて高校生となったある日、ひょんなことか…

僕をミステリー嫌いにした小説 ③

イニシエーションラブ 乾くるみ 恋愛小説+ミステリー 80年代のラブストーリーも悪くないです…が、最後の「どんでん返し」、ニヤッとはしますが、なんか後味が悪い。 二度、読んだりはしません。 映像化が難しい作品ですが、映画化されて驚きました。 ↑乾 く…

僕をミステリー嫌いにした小説 ②

葉桜の季節に君を想うということ 歌野晶午 これも、「どんでん返し」なんですが、そもそも「どんでん返し」にする必然性を感じないのです。普通に探偵ストーリーでいいよ。 ↑歌野晶午 「葉桜の季節に君を想うということ」なんて思わせぶりなタイトルから「ど…

僕をミステリー嫌いにした小説 ①

さよならドビュッシー 中山七里 ピアニスト岬洋介が登場する「岬洋介シリーズ」の第1作。 僕はミステリーは苦手。トリックがあざとく感じてしまうのが一つの理由です。 中山七里さんのデビュー作で、「このミステリーが凄い」の大賞受賞作品です。 読み終わ…

休憩 : 星の王子様

星の王子さま サン・テグジュペリによる名作を… 漫☆画太郎さんがコミック化。笑える。 星の王子さま 漫☆画太郎 たぶん、だいたい話しは同じ。大切なものは、目に見えない。 は…はうあ‼︎

休憩 : 永井 豪さん ブーム再来?

最近、永井豪さんのリブートが次々と発表されている。ブーム再来でしょうか? デビルマン 湯浅政明監督の絵とデビルマンって合わないかな?と思ったら意外に合ってますね。最後まで描くらしいですけど、このタッチの方が残酷さが中和していいかも。 劇場版 …

休憩 : 宇宙人のイメージあれこれ

誰も見たことはないのだが、不思議にも宇宙人には世界共通のイメージがある。 タコ型宇宙人 1898年にH.Gウェルズが発表した「宇宙戦争」に出てきた火星人だ。 トライポッドという三本足の戦闘機械が出てきます。周辺には熱線を放射し焼き払い、遠隔地には…

休憩 : 児童アニメを憂う

昔は児童向けの良心的なアニメが結構あったが、最近はあまり作られなくなった。 新作アニメは漫画原作か深夜アニメばかり。 少子化で子供が少なくなって、スポンサーもつかなければ、児童向けアニメを作ろうとするクリエイターも出てこない。 ムーミン けろ…

ルイス・サッカー 他の作品

ルイス・サッカーさんの作品では、実はHoles以前の作品が好きです。Holesは、ミステリーとか冒険とかエンターテメント性が強いですが、盛ってる感があって、あまり盛っていない以前の作品の方がルイス・サッカ-の児童作家としての手腕が光っているように感…

ルイス・サッカー HOLES

ルイス・サッカー(Louis Sachar)さんは、アメリカの児童文学作家である。 代表作 ホール(穴) 1998年全米図書賞、ニューベリー賞他受賞の傑作。 物語無実の罪で砂漠の矯正施設に入れられた少年スタンリーの冒険。この矯正施設(グリーン・レイク・キャン…

小説: 三島由紀夫のレター教室

レター教室 三島由紀夫 前記事の森見登美彦さんの「夜は短かし」は彼と彼女が交互に語り手になり話を進める小説でしたが、こういう遊びが出来るのも、作家さんの力量だと思います。 三島由紀夫のレター教室は職業も年齢も異なる5人の登場人物の手紙のやりと…

小説: 夜は短かし歩けよ乙女

夜は短し歩けよ乙女 森見登美彦 2006年 物語後輩である少女に恋をしている「私」は、彼女という城の外堀を埋めるべく日々彼女を追い掛け、なるべくその目に留まろうとしている。しかしその彼女はなかなか「私」の想いに気づいてくれない。京都を舞台にした恋…

休憩 : 僕の小規模な生活

僕の小規模な生活 福満しげゆき エッセイ漫画というのでしょうか、作家さん自身の生活がそのまま漫画ネタなんです。 作家さん自身のネクラでいじけた内面を漫画として晒し出しているところが、太宰治の人間失格にも似たテイストで良かったです。 初期の作品…