ぼくと1ルピーの神様
ヴィカス・スワラップ
物語
クイズ番組でみごと全問正解し、史上最高額の賞金を勝ちとった少年ラム。警察は、孤児で教養のない少年が難問に答えられるはずがないと、インチキの容疑で逮捕する。しかし、奇蹟には理由があった。
殺人、強奪、幼児虐待・・・
インドの貧しい生活のなかで、少年が死と隣り合わせで目にしてきたもの。
それは偶然にもクイズの答えであり、他に選びようのなかった、たった一つの人生の答えだった。 google booksより
映画 スラムドッグ$ミリオネア の原作。
映画の方は、ビデオで観たのだが、出だしでストーリーに乗れず途中で止めてしまった。映画はテンポや演出が僕には合わなかった。
小説は内容に引き込まれ読み通した。少年の生い立ちを通し、インド社会の複雑さ、困難さがえがかれた名作。クイズを仕掛けにしてストーリーを展開していくエンターテーメントの要素もありハッピーエンド。
細かいストーリーだいぶ忘れている。もう一度読み直そうかな。