ドラえもん / 藤子 F 不二雄
単行本は45巻まで出ている。世代送りの漫画で、自分が読者であったのは15巻前後まで。
当初人気が出ず連載終了(6巻)したが、単行本化をきっかけに人気が出て連載を再開したらしい。
日本だけでなく海外(主にアジア圏)でも高い人気がある。2014年に公開されたCGアニメ、「STAND BY ME ドラえもん」の国内興行収入83.8億円に対し、香港・中国での興行収入は114億円にもなった。
のび太のねじ巻き都市冒険記
本作品が、藤子F不二雄の絶筆作品となる。
藤子F不二雄さんは、平成8年にお亡くなりになっているが、ご自宅の机で意識がなくなる直前まで鉛筆を握っていたそうです。62頁の途中あたり(スネ夫のロケットをビッグライトで巨大化するシーン)の下書きが絶筆になります。
表紙カバー、扉絵、冒頭のカラーページ(3ページ分)が藤子・F・不二雄の完成品であり、その他の部分は下書きや原案を基に、藤子プロスタッフが完成させました。跡を託され人も大変だったろうと思います。