金魚のうたた寝

映画、漫画、小説などの話

鬱な小説

ボトルネック米澤穂信

 

物語

パラレルワールドを扱ったSFミステリ。自分の住む環境とは似て非なるパラレルワールドに迷い込んだ少年がパラレルワールドと本来いる世界の相違から見出した真実に打ちのめされる。

ボトルネック (新潮文庫)

初めて読んだ米澤穂信さんの小説ですが、これを読んでから米澤穂信さんの本は恐くて読めなくなり最後の本になっています。

トラウマチックなラストです。SFだと思い油断していたので、やられた感じです。

こういう小説が書ける作家さんって凄い。