LGBT(レズ、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)最近は会社でも教育があります。LGBT差別はいけませんって(笑)
そんな時代にこれだ・・・
やっちまったなぁ‼︎
保毛尾田保毛男、差別以前に酷いネタだよ。笑いのセンスが20年前‥ だいたい石橋貴明の笑いって、弱者をイジるようなネタが多いから嫌いなんだけどね。
でも、LGBTって微妙
おかまタレントを色ものとして使うバラエティ番組だって差別的でしょ。自らを笑いのネタにするのはOKか?
医学的に「性同一障害」と診断される人もいるわけで、性的嗜好で人を差別するのは良くないと思います。とはいっても、こういうパレードとかは退廃的で嫌ですね。同性愛を進歩的に取り扱う風潮は間違いでしょう。
健全と不健全の見極めもつかない世の中です。
さて、映画の話
ブロークバック・マウンテン 2005年
アン・リー監督
2005年のヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞。普通につまらないのだが・・・
もう少し考えてみよう。
西洋社会では、宗教的にLGBTは罪とされてきた。旧約聖書では創造神ヤハウェは、男と女が結ばれるべきだと命令している。新約聖書のパウロ書簡では「男色する者」には救いはなく地獄に堕ちると明記している。
つまり同性愛は「神に」禁じらた恋なのだ。禁じらた恋だからこそ映画のテーマになるのでしょう。やはり宗教の異なる日本人には退屈な映画なんですよね。
もう少し考えてみよう。
キリスト教以前の西洋社会は同性愛について寛容だった。例えばギリシャ神話では神々の同性愛が語られている。
ゼウスとガニュメデス
アポロンとヒュアキントス
日本にも、そういうネタいっぱいありますね。
戦国時代は男色は割と一般的だったようです。
江戸時代
東海道中膝栗毛の、弥次さんと喜多さんも。
喜多さんこと喜多八(29歳)は陰間(男娼)で、弥次さんこと栃面屋弥次郎兵衛(49歳)はその馴染みの客。しかも道中では手当たり次第に女を口説く見境ない人達です。
日本人はLGBTとか、おおらかな国だったんですよね。それで、いいんじゃないですか。
最後に東海道中膝栗毛の作者、十返舎一九の辞世の句。 「この世をば どりゃおいとまに せん香の 煙りと共に 灰左様なら」
相当の洒落者だったようですね。 はい、さようなら。