動物は映画やCMで大活躍だが、動物虐待の話しがよく出る。動物にとっては撮影自体が苦痛かもしれない。
あらいぐまラスカル 1977年
このアニメの影響であらいぐまを飼う人が増えたが、気性の激しい動物でペットには向いていないらしい。捨てられた あらいぐまが繁殖して農作物被害が増えている。ペットを捨てる飼主が悪いのだがアニメ製作者も注意すべきだったのでは。
子猫物語 1986年
ムツゴローさん監督、子猫チャトランの冒険物語。観客動員数750万人と空前の大ヒット。
子猫を川に流す 痩せた猫に毒キノコを食べさせ吐かせる 犬を熊と戦わせる。
撮影に使われたチャトランは20匹以上。フラフラとした歩きを演出するために猫の肉球に傷をつけたとも言われている。公開時は文部省推薦だった子猫残酷物語です。
わんぱくフリッパー 1964年
フリッパー役に数頭のイルカを撮影に使っていたが、そのうちの1頭か撮影のストレスで死んだそうです。
イルカの捕獲・調教をしていたリチャード・オバリーはこの事に大変なショックを受け、コーブとか反捕鯨映画の製作に関わります。皮肉にもフリッパーの人気で、世界各地の水族館でイルカショーをやるようになったとオバリーさんは後悔しているらしい。
反捕鯨団体には一言言いたいな。
僕も鯨肉なんて普段食べないし、イルカは可愛いとは思う。でも、行き過ぎた反捕鯨運動には賛成していない。特に日本人は鯨を食べるから残酷だなんて欧米人の偽満だと思う。
牛だって、豚だって食べられる動物は可哀想だよ。鯨が特別だと言うものではない。
こういうイラスト見ると、人間って残酷だよなって思ってしまう。
食文化への理解
以前、エスキモーのドキュメンタリー番組で、アメリカ人が、エスキモーが魚の頭を煮て食べるのを見て眉をひそめるシーンがあった。日本人なら魚の兜が美味しい事を知っているから眉をひそめたりしない。
アイスランドで普通に食べられる羊の頭料理の方が引いてしまうけど、それでも食文化について、とやかく言うべきではないでしょう。
先日、「ロブスターは失神させてから調理を、スイスが保護規定定める」というニュースがありました。生きたまま茹でては駄目で電気ショックで気絶させてから茹でなければならず、運ぶ時も氷詰めは駄目で、常に自然な状態で輸送しなければならないそうです。
慈悲深い法律だけど、そんな法律作るくらいなら食べなければいいのではと思います。
だいぶ映画の話から外れてしまいました。動物虐待は許されませんが、行き過ぎた動物愛護もおかしい、と言うのが結論でした。