物語
舞台は中国後漢末期から三国時代。 西暦184年、卑弥呼の倭統一に貢献した奴国の勇将・燎宇(りょう う)は後漢の“覇”を握ることを決意する。単身で後漢・幽州に渡り、そこで劉備、関羽、張飛の三兄弟に出会う。燎宇はこの3人と行動を共にするが、やがて劉備が極悪非道の人間と知る。ある日、劉備が新しい剣の試し斬りを目的に罪人を殺害しようとするが……
この作品も未読のまま気になっていましたが、全22巻のうち14巻まで読んでGiveUp。ぐだぐだな展開で飽きてしまった。
劉備が実は鬼畜ヤローだったので、倭人の主人公が劉備を殺して成り代わる、超雲が女で、呂布と関係を持つ。出来た子供が関羽の養子の関平になるとか荒唐無稽すぎる。
成り代わりものなら「影武者 徳川家康」みたいな話もある、戦国武将が実は女だった「女信長」みたいな話もあるが、大嘘を重ねるとファンタジーになり歴史ものの魅力が薄くなる。
しかし劇画の達人、池上遼一さんの絵は迫力ある。ストーリー抜きで、絵だけでも鑑賞価値はあるな。
※今年の漫画読書 3作品目、ただし読了せず。