金魚のうたた寝

映画、漫画、小説などの話

音曜日 キー・オブ・ライフ

スティビー・ワンダーが好きだ。音楽も素晴らしいが、彼の歌声を聞いていると不思議に心暖かくなる。

初めて聴いたのは1984年に大ヒットした「心の愛」(原題: I Just Called to Say I Love You)。シンプルなメロディだが、ハートフルなラブソングで、口ずさみたくなるような曲だ。

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僕がスティービー・ワンダーを知った80年代は、彼は安定した大スターだったが、遡って、70年代は彼のアーティストとしての創造性が最高潮にあり、挑戦的な素晴らしいアルバムを多く作っていた。

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なかでも1976年に発表した2枚組みアルバム。キー・オブ・ライフは渾身の作品。

このアルバムは、当時全米アルバムチャート14週1位となる大ヒットになり、この年のグラミー賞の最優秀アルバム賞も受賞している。R&Bの枠を超えたクロスオーバーな音楽で、80年代にマイケル・ジャクソンやプリンスなどの先駆けとも言える。

スティービー・ワンダーの最高傑作で絶対に聞くべきアルバムだと思う。


Songs in the Key of Life
収録曲

disc 1
1.Love's in Need of Love Today
2.Have a Talk With God
3.Village Ghetto Land
4.Contusion
5.Sir Duke
6.I Wish
7.Knocks Me off My Feet
8.Pastime Paradise
9.Summer Soft
10.Ordinary Pain

disc 2
11.Isn't She Lovely?
12.Joy Inside My Tears
13.Black Man
14.Ngiculela / Es Una Historia / I Am Singing
15.If It's Magic
16.As
17.Another Star
18.Saturn
19.Ebony Eyes
20.All Day Sucker
21.Easy Goin' Evening