アメリカン・グラフィティ 1973年
物語
舞台は1962年、サンフランシスコ郊外の町。カート、スティーヴ、テリー、ジョンの4人は気が合い、よく「メルズ・ドライブイン」入り浸っていた。高校を卒業したばかりのカートと親友のスティーヴは、翌日の朝に街から去ることになっていた、しかしカートは街を去ることに対して迷いが出始めていた。 スティーヴは恋人ローリーに「離れている間は別れよう」と別れを告げてしまう。怒ったローリーはカウボーイハットを被ったボブの乗る車に乗ってしまう…。
旅立ちを控えた若者の最後の一夜を描いた青春映画。
メルズ・ドライブイン
スティーヴと恋人ローリー
ボブを演じるのは、ハリソン・フォード。(若い)
カートは街で見かけた美女に一目惚れし、なんとか連絡を取ろうとするが、一方で不良チームの「ファラオズ」に付きまとわれる。
テリーはスティーヴの車に乗り、魅惑的な子デビーをハントするが、結局は愛想を尽かされる。
ジョンは女の子をハントしようとして、並走する車に話しかけ、首尾よく一人を車に乗せる。しかし、それが13歳のキャロルだと分かり、ジョンは、彼女を車から何とか降ろそうとする。
オールディーズのロックンロール、華やかなアメ車、60年代のベトナム戦争が始まる前の豊かで平和なアメリカを描いた作品。
映画のエンディングで、4人のその後がテロップで紹介されます。不幸な行末になる者もいますが、そのことにより、この馬鹿騒ぎをした「幸せな一夜」の意義が心に迫ります。
アメリカ人ではありませんが、青春という普遍的なノスタルジーを感じさせる映画でした。
※今年57本目の映画鑑賞