クリード チャンプを継ぐもの 2015年
物語
レストラン「エイドリアンズ」を細々と経営するロッキーの前に若者が現れる。アドニス・ジョンソンと名乗ったその黒人青年はアポロ・クリードの息子だ。彼は「ロッキー、俺にボクシングを教えてくれ」という。
ロッキーの続編、兼リブート作品みたいな映画ですが、なかなか面白かったです。
アポロの私生児を引き取り、育ての親となったメアリーアンとの家族愛、進行性の難聴を患いながらシンガーを目指すビアンカ(恋人)とのラブストーリー。
老いたロッキーはガンに罹ってしまい、今度は病気と闘うことになる。
そしてリングではプライドをかけた闘いが開始され、新たな伝説が生まれる。
最後はフィラデルフィアの街。昔からのロッキーファンへのサービスも忘れません。
シナリオは読めるし、感動調味料たっぷりの典型的なハリウッド映画なんですが、完成度が高く文句がつけられません。マクドナルドみたいな「商品」ですが、こういう映画はアリだと思います。
※今年85本目の映画鑑賞