カジノ・ロワイヤル 2006年
物語
英国諜報部MI6のスパイである‘00’の地位に昇格したジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、最初のミッションとして国際テロ組織のネットワークを絶つ任務を課される。テロ組織の資金源であるル・シッフルと接触を命じられたボンドは、モンテネグロのカジノでル・シッフルと高額の掛け金のポーカー対決を開始する。
007シリーズ第21作にして初のリブート作。ジェームズ・ボンド役としてダニエル・クレイグが演じる。
ダニエル・クレイグは、2019年11月8日に公開される007シリーズ第25作に出演を最後に引退することを予定している。
イントロはジェームス・ボンドが007に昇格するエピソードだが、フィルムノワールを意識したモノクロの映像が秀逸。非情なスパイの世界を印象づける。
続くオープ二ング、クリス・コーネルの歌が渋い。
ポーカーで戦うという設定が面白い。能力だけでなく勝負運も強い。これぞ、ジェームス・ボンド。
ヴェスパー(エヴァ・グレーン)美人です。
ボンドガールって、いつもは「お飾り的存在」ですが、本作では、ジェームス・ボンドは恋に落ち、ヴェスパーとの生活のためにスパイを辞めようとします。人間らしいジェームス・ボンドが描かれます。
ダニエル・クレイグの007を観るのは初めてだったが、なかなか良かった。ショーン・コネリーやロジャー・ムーアみたいな軽妙さがないのが惜しいが、切れのあるアクション、硬派なジェームス・ボンドが新鮮でした。
※今年119本目の映画観賞