007 スカイフォール 2012年
物語
トルコ イスタンブール。ジェームズ・ボンドは、各地で潜入捜査をしているNATOの諜報部員の情報が記録されているハードドライブを強奪した敵を追跡し、あと少しのところまで追い詰めるが、先に潜入していた同僚エージェント ロンソンが傷を負ってしまう。
そんな中、上司のMは非情にも敵の追跡を最優先にするよう指令を下す。後から駆け付けたアシスタントエージェント イヴと共に、敵を追跡するボンドだったが……
「カジノ・ロワイヤル」・「慰めの報酬」とは関係のない物語。前作で登場した謎の組織はどうなったか気になるが、一話完結の方が分かりやすい。
武器調達担当のQとか、アシスタント・エージェントのイヴなど新キャラも登場しで、オーソドックスな007作品になっている。
敵役のシルヴァ、今回引退になるM、それからボンド自身の過去など、キャラクターをしっかり描くことでアクションだけでない面白さが出ている。
作中でボンドの体力の衰えを見せるシーンがあるが、ダニエル・クレイグの年令(当時44才)を考慮した脚本にしたのかな。
武器調達担当 Q 、昔のQと違ってコンピュータ・プログラムに精通している。時代だね。
アシスタント・エージェントのイヴ(ナオミ・ハリス)
今回で交替となるM。エージェントのボスとして非情な判断も辞さない。
敵役 シルヴァ。元MI6の諜報部員でMに恨みを抱いている。わかり易い設定がイイ。
※今年130本目の映画観賞