余命90分の男 2014年
物語
何かにつけて激怒してしまう瞬間湯沸かし器のようなヘンリー(ロビン・ウィリアムズ)。おかげで友人には距離を置かれ、家族とも溝ができてしまっているが、本人は全く意に介さない。ある日、病院で長く待たされた上に、診察にあたったのが主治医ではないシャロン(ミラ・クニス)だったことにヘンリーは激怒。そんな彼とけんかしてしまったシャロンは、頭に血が上った揚げ句に余命90分だといいかげんなことを言ってしまう。それを聞いたヘンリーは病院から飛び出し、シャロンもその後を追い掛けるが……
名優ロビン・ウィリアムズの最後の主演作品。
ロビン・ウィリアムズは映画が公開された2014年の8月に63歳で自らの命を絶った。ロビンはレビー小体型認知症や初期のパーキンソン病を患い進行性の病気を絶望していたらしい。
奇しくも、この映画のヘンリーと同じく、自分の死に向き合い2014年に亡くなるわけで不憫な気がした。
ロビン・ウィリアムズ、ミラ・クニスが好演しているが、笑いも感動も中途半端であっさりしている。ちょっと残念な作品。
※今年151目の映画観賞。