フレンチ・コネクション 1971年
W・フリードキン監督
物語
ニューヨーク、麻薬密売ルートを探るポパイことドイルと相棒のラソー両刑事は、マルセイユからやってきたシャルニエの尾行を開始。強引な捜査を行なうドイルは逆に命を狙われることになり…
二人の刑事が麻薬密売ルートを追う話です。オールロケ・ドキュメンタリーみたいなカメラワーク。ドラマ的には刑事がひたすら犯人を追うだけだが、ぐだぐたした話がないことでリアリティとか緊迫感が出ています。
見どころは電車に乗って逃げる殺し屋を、高架下から追いかけるカーチェイス。映画史の中では1968年「ブリット」に続くものだが、「フレンチ・コネクション」の成功により、後のアクション映画にカーチェイスが頻繁に取り入れられるようになったそうです。
久しぶりのアクション映画ですが、俳優さんも渋くてなかなか良かったです。現在では見慣れたカーチェイスなんかも、公開当時、生まれて初めて観たら度肝を抜かれただろう。
↓当時の興奮が感じられる愛川欽也さんの解説
(水曜ロードショー)
※今年210本目の映画鑑賞。