勝利の朝 1933年
ローウェル・シャーマン監督
物語
地方から出てきた女優志願の夢見がちな若い女性エバ・ラブレスは、高名な舞台プロデューサーの事務所に乗り込んでねばるが相手にしてもらえない。そこへ現われた劇作家が彼女をプロデューサー邸の華やかなパーティーへ誘う。ほろ酔いかげんの彼女は「ロミオとジュリエット」のバルコニーの場を大熱演した。プロデューサーも劇作家も彼女の素晴らしい才能の虜になってしまう。
原題の「Morning Glory」は「朝顔」のことですが、邦題は「勝利の朝」(いい加減で笑える)
田舎から出てきた女優志望の女の子がチャンスを掴みブロードウェイにデビューするだけの話です。
エバは、演劇関係者のパーティで酔っ払い、私は才能があると言い出しロミオとジュリエットを披露し始めます。(翌日、自己嫌悪になりそうですが…)映画では演劇関係者に名前を覚えてもらいチャンスを掴むことになります。
映画の見どころは キャサリン・ヘプバーンの演技。エバ・ラブレスの夢見がちで少し痛いキャラを見事に演じています。生涯で4回もアカデミー賞主演女優賞を取っただけのことはありますね。他の出演作品も観たくなりました。
※今年211本目の映画鑑賞。