三つ数えろ 1946年
物語
私立探偵フィリップ・マーロウは、富豪の退役将軍スターンウッドに呼ばれ、次女が書店主ガイガーから多額の請求を受けている件について調査の依頼を受ける。しかし、調査を始めると間もなくガイガーが何者かによって殺されてしまい事態は思わぬ方向へ向かうことになる。
ハードボイルドの巨匠、レイモンド・チャンドラーの「大いなる眠り」の映画化。探偵フィリップ・マーロウが初めて登場する作品だ。
有名な「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」はフィリップ・マーロウのシリーズで生まれた台詞だったんですね。
主演のハンフリー・ボガードとローレン・バコールは1945年に結婚しています。当時のバコールは20歳だが、ノワールな感じで大人っぼい。
キャラが立っているので十分楽しめますが、プロットや登場人物の関係がイマイチ分かりにくい。
正直見終わった後にすっきりしない感じが残りました。原作を先に読んでから観た方がいい映画なのかもしれません。
※今年212本目の映画鑑賞。