暗くなるまで待って 1967年
テレンス・ヤング監督
ニューヨークに住むサム・へンドリックスとスージーの夫婦は思いがけず麻薬事件に巻き込まれる。盲目の主婦スージーは、いつものように夫を送り出した。だが、一人でいるはずの部屋のどこかがおかしく、人の気配も感じる。スージーは恐怖を感じた。
フレデリック・ノットによる1966年初演の同名舞台劇を映画化したサスペンス。オードリー・ヘップバーン主演、007シリーズのテレンス・ヤングが監督をした。
麻薬が隠された人形の在り方を聞き出そうと悪党らが芝居を打つのですが、やがてスージーは芝居に気がつきます。悪党らとの騙し合いや駆け引きがハラハラさせます。
スージーを殺害しようとする悪党のロートに対し、盲目のスージーは家の照明を壊して、暗闇の中で闘いを挑みます。
脚本や演出が素晴らしい傑作サスペンス。綺麗可愛いだけではないオードリー映画でした。
※今年234本目の映画鑑賞。