王様と私 1956年
物語
1860年代のシャム(現タイ・バンコク)。
イギリス人の未亡人アンナは王子・王女の家庭教師として、シャムの王宮に 迎え入れられるが、専制君主である傲慢な王様と激しく対立する。隣国ビルマから貢物として献上されてきたタプティムは恋人ルンタと王様に 隠れて密かに愛を育んでいた。そんな2人の逢瀬を手助けするアンナだったが、王子や王女と触れ合い、 国を思う王様の真摯な人柄を知るにつれ、徐々に理解を示していく。そんな中、視察のためイギリスから訪れた特使を、アンナの提案のもと西洋 式の晩餐会で歓待することに成功した2人は絆を深めるのだったが・・・
映画ですが、特等席で舞台劇を観ているような贅沢な気分にさせてくれます。衣装や王宮のセットなどエキゾチックで楽しい。
ユル・ブリンナーの演技がいいですね。西部劇のイメージもありますが、この映画でアカデミー賞の主演男優賞を獲得しています。彼はこの舞台に生涯を通して4633回出演したそうです。
Shall We Dance はこの作品の曲だったのですね。思わず口ずさみたくなるメロディ♫
誰もが楽しめる ご機嫌なミュージカルでした。
※今年38本目の映画鑑賞