金魚のうたた寝

映画、漫画、小説などの話

北北西に進路を取れ

北北西に進路を取れ

アルフレッド・ヒチコック監督

物語

キャプラという男と間違われて誘拐されてしまった広告マン、ロジャーは謎の人物タウンゼントからある仕事への協力を要請される。要請を断ると泥酔運転に見せかけて殺されそうになる。窮地を脱したロジャーは翌日真相を確かめようと国連ビルへ赴くが、そこに現れたタウンゼントは全くの別人だった。そして、タウンゼントの背中にナイフが突き立てられ、容疑はロジャーにかかってしまう…

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子どもの頃に見ているのだが、飛行機に追われるシーンしか思いだせない。忘却の効用は同じ映画を二度楽しめることか。

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主人公のロジャーはスパイと間違えられ誘拐される。ドラマが始まってすぐに事件が起きるスピーディな展開。今のハリウッドでは公式化された手法もヒチコックから始まったのかな。

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ロジャーの逃走を助ける謎の美女。ボンドガールみたいですね。

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中盤のアクションから、クライマックスのラシュモア山国立記念公園での戦いへ。最後までハラハラさせる展開。

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007シリーズにも影響を与えた映画です。007原作者イアン・フレミングは映画化に際してジェームズ・ボンド役にケイリー・グラントを希望していたそうです。ヒチコックの才能は凄いね。

※今年131本目の映画鑑賞