ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ 2016年
ジョン・リー・ハンコック監督
物語
マクドナルドコーポレーションの創業者、レイ・クロックが、マクドナルド兄弟に出会い、マクドナルドをフランチャイズ展開して、世界最大のファストフードチェーンを築き上げる姿を描く。
レイ・クロックは、フランチャイザーとしてマクドナルド兄弟に近づき、最後は、本家からブランドも営業権も奪ってしまいます。私生活でも連れ添っていた奥さんを捨てて、他人の妻を略奪したりと、人間的にはどうかと思うことばかりですね。
利益の追求が第一で、コスト低減のために(本物ではない)粉ミルクのミルクシェイクを客に出すことを提案します。工業製品と揶揄されるマクドナルド・ハンバーガの起源を見る思いがしました・・・。
まあ、「綺麗ごとではビジネスは成功しない」と居直ったところが凄いところなのでしょう。マイケル・キートンは、レイ・クロックという人物の両面性を上手く演じていました。
[レイクロックの名言]
粘り強くやろう。
この世に粘り強さに
代わるものはない。
才能も
粘り強さには敵わない。
世界は教育を受けた
落伍者で溢れている。
粘り強さと決断こそが
絶対的な力をもつのだ。
※今年178本目の映画鑑賞