泥棒成金 1955年
物語
猫の異名を持つ宝石泥棒のジョン・ロビーは、今では引退し、リビエラの別荘で暮らしていた。ある日、偽者の猫が現れたと聞いたロビーは、偽者が誰なのかを確かめるべくニースへ。そこでロビーはアメリカから避暑に訪れた大金持ちの娘フランセスを好きになってしまう。そんな中、偽者の猫がフランセスの母の宝石を狙い……
ケーリー・グラントとグレイス・ケリー。ヒチコック監督のスリリングなストーリー。パラマウントが開発したビスタビジョンによる風光明媚な南仏の風景も売り。
この映画、とにかくグレイス・ケリーが良かったな。綺麗なだけでなくセクシーでロマンティック。魅せる。
カーチェイス・シーン。見え見えの合成だけどね。ケリーが颯爽と運転してカッコいい。
クライマックスの仮装パーティー、豪華な衣装が見どころだけど、グレイス・ケーリーの背中に目がいっちゃた。
ヒチコック監督作品にしては”軽妙”なロマンティック・サスペンス。楽しい映画でした。
※今年231本目の映画鑑賞。