仁義なき戦い 広島死闘編 1973年
深作欣二監督
物語
昭和27年、呉。村岡組と大友連合会は再び抗争。刑務所入りしていた山中は大友連合会から凄惨なリンチを受けて裏切りを選び、村岡組の組員となった…
「仁義なき戦いシリーズ」の第二部。北大路欣也の所属する村岡組と千葉真一の大友組の抗争を描いた作品。
本作の主役は北大路欣也。鉄砲玉として利用される哀しいヤクザを演じています。
大俳優の北大路欣也のイメージしかなくて、若い時のイメージの方が「らしくないぜ」だね。
大友演じる千葉真一も凄すぎ。
やはり、こっちのイメージがしっくりくる。皆んな、いい歳の取り方したよね。
ラスト、山中が警察に追われるシーンがいい。深作欣二の演出、北大路欣也の演技が光る。
忘れちゃいけない梶芽衣子。ヤクザ社会の女を好演していました。
菅原文太は本作では脇役。中途半端にドラマに絡むより出ない方が良かったような。シリーズものでは仕方ないけどマンネリ感も。三作目を観るかどうか迷うな…。
※今年260本目の映画鑑賞。