新型コロナウィルスの危険を身近に感じるようになってきました。この脅威に対する日中韓の対応の違いが興味深いです。
🇨🇳中華人民共和国
武漢を封鎖。「戦時管制」を掲げて住民の外出を全面禁止するなど強力な感染対策が行われる。お国柄、公共の利益が優先されてプライバシーは配慮されない。感染者が行った場所などの情報がネットに詳細に公開されている。
↑マスクを着けて安全な北京市内を視察する習近平さん。この国では政府の感染対策やリーダーの対応を批判すると逮捕されたり行方不明になるのだ。
中国人の発想力と行動力には敬服。
🇰🇷韓国
日本の杜撰な対応を冷笑していて日本をウィルス汚染地域に認定しようかと国会で議論をしていたら、宗教団体から感染拡大。僅か数日間で感染者数は日本を超えた。
「No.31」31番目の感染者が診断を拒否。病院を抜け出して、宗教の集会や食事会に行き、1人で何百人にも感染させた…。
唖然とする話だが、これもお国柄。船が沈んだり橋が落ちたりと、常識が通用しない国なのだ。
文在寅大統領は、国民が感染爆発で大騒ぎしている中、呑気に「パラサイト」の監督と昼食会をしていていて批判された。
🇯🇵日本
政府チャータ機で武漢から邦人救出するが、用意したホテルに人数分の部屋がないというお粗末さ。
ダイヤモン・プリンセス号では乗客を個室に隔離するが、乗員やスタッフにウィルス検査もせずに乗客の世話をさせたため、船内で感染者が増える結果に…。
14日も拘束したが、下船させた乗客から陽性反応が出て隔離が失敗だったことが露呈。
またクルーズも船で働いた厚生労働者の職員や医療スタッフをウィルス検査をせずに職場に帰すという杜撰な対応で世界中を驚かす。
我が国ながら、どうしたのと思わざるえない。
おまけ、
⭐︎台湾
蔡英文総統。素早く、水際対策を陣頭指揮。5月の就任式典の準備をストップして、新型肺炎に対する特別法をスピード成立させる。台湾は素晴らしいリーダがいて幸せだよ。
おしまい。